ピラティスは考えるエクササイズとも言われ頭を使うエクササイズです。 しかし、理論的、再現性が高い反面、「思考する」「考える」脳である左脳が働きやすく、「感じる」「感覚」脳である右脳が働きにくい傾向もあります。

さらにスマホ、PC、SNSなど「視覚」から得る情報でいっぱいの現代。 視覚は五感の中でも８割以上の知覚を占めます。視覚に頼って生活していると、その他の感覚が劣位になり自分のからだを「感じる」力が鈍ってきます。 そのような体は自律神経の調整がうまくいかず、ストレスにも過剰に反応しやすくなり知らず知らずに体が緊張してきます。

視覚をふさぎ、聴覚や身体感覚を優位にして右脳でありのままのからだを「感じる」ことで、自律神経が整いやすい身体を作ります。 知識ではない体感としてのからだを感じて欲しい。 目から得る情報から離れて、「今、ここ」の身体感覚に気付く。 それが「聞くピラ」です。