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ビジネスマンにとってピラティスが効果的な理由②

更新日:2019年10月4日

DMSをうまく活用するためには?


ストレスフルな毎日を送っている場合、放っておくと勝手にネガティブ思考をしてしまうDMS。

まずはその働きを止めて「ニュートラル」な状態に戻したいですよね?その方法は、まずは、、、

①脳の自動操縦モードを止める

DMSの自動操縦モードを抑制できるのは「意識して行動している」状態。

DMSの抑制に効果があるといわれる瞑想、マインドフルネスの手法では何か一つのことに意識を置き、意識的に注意をその対象に向け続けることで、前頭前野を活性化させ、うわの空の時間をなくし、「今、ここ」に気づき、とどまり、自動操縦モードを少なくするというもの。

ピラティスでは自分の身体を「意識的に」動かしその動きに注意を集中し続けます。


その間DMSの活動が抑制され、ストレスや雑念に対して反応しない状態をつくります。 潜在意識でネガティブな自分を再生し続けることが止むと、本当になりたい自分、目的、目標に気づくことができます。


雑念やネガティブな思考にとらわれず、心を「明鏡止水」の状態で観察できている状態です。




②本来の目的にDMSを活用する。

反応的に生きている場合、DMSはネガティブに働きます。ですのでDMSの活動を抑制する必要があります。

しかし、明確な目標がみつかり、本来の自分に目覚めた人はDMSを意識のバックグラウンドで活用します。

ビジネスマン、経営者の方がピラティスを受けて新しいビジネスのヒントにひらめいたり、出会いを得たり、引き寄せているのはDMSをうまく活用しているから。

DMSはマルチタスクをこなせる処理能力が高い領域になります。

ビジネスや問題解決のためにひたすら考えても良いアイディアがひらめかない。

でも、シャワーを浴びてリラックスした時、疲れて諦めて寝ようとしたときなどに「はっ!」と良いアイディアがひらめくことがあります。 これは思考するのをやめて、DMSにすべて任せたときの状態です。


まさに「人事を尽くして天命を待つ」ということわざの状態です。「思考の脳で考えつくして、DMSから降りてくるのを待つ」という状態。 DMSの方が活動している領域が大きいですので、自分で考えつかないアイディアがひらめくのは当然ですよね。


できるビジネスマン・経営者がピラティスを潜在的に欲しているのは、この状態を意図的につくりだせるから。


自分で認知できる領域での考えをやめ、DMSがバックグラウンドで解決してくれるのに任せたら、なぜだかひらめいて、うまくいっちゃったということが起こるからです。

ネガティブな人が「ぼーっ」として自動操縦モードになり不安や怒り、失敗イメージにとらわれている時に、できる人は意図的に身体の感覚に没頭することで、自動操縦モードを活用しさらにひらめきを得て前にすすみます。

同じDMSの働いている状態でも自分が意図的に活用するか、反応的になってしまっているかで大きな差が生まれます。


ピラティスはストレッチをして気持ちが良い、身体が伸びる、姿勢がよくなるという機能構造的な改善はもちろんのこと、インストラクターのキュー(指示)に集中し自分の身体の感覚に気づき、自分の思考・意図で動かしていた身体の扱い方をやめ、客観的な指示のもと自分の判断を介さずに身体を動かしていきます。

自分が認識できる範囲の脳の使い方を超え、すべて思考を手放して、「考え」から離れて身体の動きに集中、没頭することでDMSの処理能に任せている状態をつくりだします。


DMSは脳の8割のエネルギーが使われいる可能性があるとのこと。自分で考えるよりももっと多くのタスクをバックグランドで処理できるよになり、成功のための脳の使い方が身に着くのはこのような背景があるからと考えています。


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