代替医療という言葉は聞いたことがありますか?
アメリカでは補完医療と言われたりするそうですが、
日本では病院で保険適用される「医療」以外のすべてのことをさしています。
病気の予防には3段階あり
一次予防 病気にならないように普段から健康増進に心がけること
二次予防 病気を早期に発見し、早期に治療すること
三次予防 最後まで病気を治療し、機能の維持・回復をはかること
です。
身体に不調が起きた時に、お医者さんに行くのは当たり前ですが、
不調が起こる前に自分の身体を管理する。一次予防の分野は日本では保険適用されていないため、個人の裁量に任されている状態です。
日本の医療は混合医療の禁止(保険適用するなら適用外の医療を行ってはいけない)
という決まりがあり代替医療は医療現場に持ち込めない状態です。
しかし、2025年までに団塊世代が75歳以上の高齢者が後期高齢者となり、 介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されています。
このような状況の中で代替医療は今後、さらに必要とされてくると思います。
代替医療の種類もたくさん。
代替医療といてってもその種類は数多く、例をあげるだけでも
漢方、鍼灸、気功、アーユルヴェーダ、チベット医学、カイロプラクティック、オステオパシー、クライニオセイクラル
リンパ・ドレナージュ リフレクソロジー タイ古式マッサージ、ロミロミ、
アロマテラピー、ハーブ療法、メディカルアロマ、メディカルハーブ、色彩療法(カラーセラピー)、音楽療法、
フェルデンクライス、アレクサンダーテクニーク
ヨーガ、操体法、野口整体、野口体操、ロルフィング、ヘラーワーク、ピラティス
など。
たくさありすぎて何がどう身体によいのか?迷ってしまいますよね。
しかし、目的から見たらシンプル。
これは最近、生理学の分野で参考にさせていただいているおのころ心平さんがセミナーなどで仰っていることですが
″自然治癒力は誰の身体にも備わっています。
備わっているだけでは万能というわけではありません。
「自然治癒力をタイミングよく発動させる」
自然治癒力をどのように発動させるか、そのスイッチが大事。
それがある人にとっては自然療法、健康食品、カウンセリング、ボディワーク
様々な療法はあるけれどすべては自然治癒力へのアプローチ
そして、ある人にとってはそれが現代医学の医療であったりもします。”
自然治癒力は周囲や状況が作り出すものではなく本人が、本人から状況を変えていく力なんだと。
自分の身体が自然治癒力を必要なタイミングで発動させられるように、身体の状態を整えていくことが大切です。
「気づき」の力を高める
筋肉から、嗅覚から、はたまた頭蓋骨から、すべての代替医療は手段が違うだけで、大きな目的が「自然治癒力」へのアプローチであると考えれられます。
身体の動きから働きかける技法をボディーワークといいますが、
ピラティスなどのボディワークは身体機能、身体の構造に働きかけると同時に、
「気づき」の力を高めることができます。
自分自身から状況を変えていく力、身体へ働きかける力を発動させるスイッチを持っておくことは、これからの時代の身体を守るためのスキルになってくるかと思います。
病気になった後にお金と時間を使うのか、
病気になる前にお金と時間を使うのか、
同じお金と時間の使い方でも「健康寿命」には大きな差が生まれていきます。
ぜひ、自分にあったボディワークまたは代替医療を取り入れてみてください。
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