top of page
執筆者の写真#takupilates

今年は「再建」をテーマに

今年の目標はこれ!?と決めてやるタイプではないのですが。

昨年あたりからぼんやりと感じていたことが「からだの再建」。


まず有酸素機能を「再建」するために「なわとび」をはじめました。

これはピラティスのリフォーマーで行うフットワークの応用にもなるのでかなりいいです。


また、筋膜は同じ動きを反復したり、ゆする、ジャンプなどで動くそうなので、筋膜の調整にもなります。体温も上がり、おそらく内臓の臓器同士の筋膜の癒着もほぐれてくるので、健康増進にはうってつけではないかと。


ただ、ジャンプは何回も床の衝撃をからだにうけるわけですから、骨のアラインメントが崩れていては変なところに力が入ってしまい一部分だけ疲労する結果になります。だからピラティスで動きの基盤をつくっておくことってとっても大切なんですね。


床をまっすぐ踏めれば骨に負担がない、疲れない、飛べる回数が増えるということになります。筋力や持久力だけの話ではなく、アラインメントを整えることが筋力や持久力を補うこともあり、両方があればパフォーマンスが高いということになります。




私は、ピラティスを普及させる、ピラティスの神髄を追求する、というタイプの指導者ではないかもしれません。


私が念頭においていることは「あたりまえのことをやって、あたりまえに健康になる人が増えたらいい」ということ。


だから、「健康になりたい、運動不足を解消したい」のであればまず深い呼吸をする、歩く、立つ、当たり前のことをあたりまえにやることからおすすめしたいと思っています。


息をする、歩く、立つ、飛ぶ、握る、投げるなど人間が持ち合わせた機能を日常でつかわなくなってしまっているから不健康になる。


なにも運動不足だから運動をしなくては!と「運動のための運動」をしなくてもよいということです。

ボールを追いかけるのが楽しいから走っている、歌うのが楽しいから長い呼吸をする、暑いから海に入って泳ぐ、自発的に身体が動くようなことができればそれで運動になる。



なぜピラティスなのか?


ピラティスを好きになった理由も、いまでは綺麗に作りこまれた器具を使うセレブのエクササイズみたいにみえますが。

もともと何の変哲もないような道具、樽やはしごを使ったり、大がかりな電気装置のついたマシンでなく、バネで動くマシンといった、「原始的」な発想からきているということです


そいうった身の回りに当たり前にあるものを扱うことを通して

人間が忘れている本能的なからだの感覚や意識を引き出してくれるところに「なるほどな~」と感心したからです。


ただゴムをひくだけ、バネをのばすだけ、風車を吹いて回すだけ

そういったあたりまえの動作を現代人はやらなくなっていますよね。


はなしはそれましたが、これから2、3年かけてからだの機能を「再建」していきたいと思います。それを「あたりまえのこと、身の回りのあるものでできること」をとおしてやっていきたいなと思います。





閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

目とからだ

以前から目とからだの動き、呼吸のつながりは感覚的に感じていた。 目の硬直で上位の肋骨、胸骨、縦隔周辺がくぼんでしまったり、足指のMP関節の伸展、片側の腸骨と肋骨(腸肋筋の感覚の弱さ)などが感じられていた。 感覚的につながりは理解しているのだけど、理論的に合致しているものが見...

マスターコースを終えて。

balanced bodyのマスターコースを終えて、 また一段ピラティスの理解が広がった。 クラシカルだ、コンテンポラリーだ、 あの人はこう言った、私はこっち。 団体やスタジオがいっぱいあるし、そういう話になりがち。実際に自分もそういう話は興味ある。...

2022

2022年頭にからだの「再建」をテーマに一年を過ごすことにしました。 子供が習い事に行ったり仕事が空いた好きに、走ったり、縄跳びしたり、懸垂にもチャレンジしはじめました。 バランスドボディのピラティス指導者養成コースに通いながら、数々の動きを実践するなかでも、...

Comentários


bottom of page